小6〜高1の女子の皆さんへ
今日はめーっちゃくちゃ大事なことを書こうと思います。タイトルにもあるように、特に小6〜高1の女子(もしくはその年齢層の娘さんをお持ちのご家族)にはぜひ知っておいて頂きたい内容なので読んでみてくださると嬉しいです。
今日お伝えしたいのは、皆さんも耳にしたことがあるかもしれませんが、"子宮頸がんワクチン"についてです。子宮頸がんは今の日本では年間1万人以上の患者が罹患し、そのうち3000人が亡くなってしまう女性特有のガンで、亡くならない方たちもそのほとんどが子宮摘出などの手術を必要としたりするために妊娠を諦めることになったりする、悲しい病気です。
子宮頸がんワクチンはその名の通り、この子宮頸がん(およびその他の一部のガン)をかなりの確率で予防できる画期的なワクチンで、全3回の注射になります。女性の方は、高1の9月末までに1回目を打てば3回とも全て自治体から補助金が出るのでなんと無料でうつことができます。でもこの貴重な期間を逃すとおおよそ自費で5万〜7万円くらいかかってしまうのです。その超超超大事な9月がとうとうあと1ヶ月で終わってしまうので、今回ブログに書こう!と思ったわけです。
このワクチンをめぐっては今まで長い歴史があり、ネットには様々な情報が溢れているため不安視された患者さんからご相談を受けることも少なくありません。全てをここで言おうとすると煩雑なので、詳細は診察時にご説明させていただきますが、とりあえず一言だけ、ここで簡潔に言うとすれば「このワクチンは絶対に打っておいた方がいい」!!!これにつきます。対象となっている女の子、そしてそのご家族の方たちには将来のためにぜひご検討いただき、いつでもご相談頂ければと思っています。